今回は株式会社サーラコーポレーションへ取材に伺った際にサステナビリティについて話題になったので深堀りして調べました!
~サステナビリティ~カーボンニュートラルの世界~
近年、「サステナビリティ」という言葉を耳にする機会が増えてきています。
しかし、具体的にどのような目的で使われているかご存じでしょうか?
「サステナビリティ」とは環境や経済などに配慮した活動を行うことで、社会全体を長期的に持続させていこうという考え方や取り組みのことです。今後、人類が継続的に経済活動を行う上で、サステナビリティを意識することが必要不可欠だと言われており、投資家の中では投資する基準に「サステナビリティ」に力を入れている企業かどうかを判断材料にする人が増えてきています。
その「サステナビリティ」に力を入れている企業の一つがサーラコーポレーションです。サーラコーポレーションはエネルギーソリューションやハウジング、カーライフなどの多くの事業に力を入れている企業ですが、近年それぞれの事業の垣根を越えて連携し共創することで新たな「サステナビリティ」の可能性を模索しています。
その中でも今回は3つの事例を紹介していきます。
サーラの3つの事業
まず、2023年1月から開始した新たな試みとしてサーラカーズジャパン株式会社が運営するアウディ正規ディーラー「アウディ浜松」において実質的にCO2排出量ゼロの電気・ガスを使用する店舗の運用です。この活動によって年間115トン以上も排出してきたCO2を削減できるというものです。このようにCO2の削減が可能になった背景は、サーラエナジー株式会社による「ゼロソーラーサービス」という独自の太陽光パネルや、サーラeエナジー株式会社が提供する「CO2フリー電力」の使用によるものです。サーラコーポレーションの様々な技術の結果一切CO2を排出しない店舗の運営に成功しています。
次に紹介するのは、サーラ住宅株式会社が2023年6月から販売を開始した「SINKA」という断熱性能×健康性能×耐久性能に特化した住宅です。日本の政府は、2030年・2050年までに削減するCO2の目標をそれぞれ掲げています。サーラ住宅が販売する「SINKA」はなんとすでにどちらの基準もクリアしているというものです。この基準をクリアするためには、「エネルギーを大切に、次世代を見つめた地球環境や暮らしの配慮をし、今も未来もずっと快適で健康に暮らせること」を合言葉に技術力・想像力・発想力を終結させ、細部までこだわったということです。そんなこだわりと執念の結果開発できた賜物と言えるでしょう。
最後に紹介するのは、サーラエナジー株式会社による「系統用蓄電池」事業です。近年注目を集めている太陽光や風力などの再生可能エネルギーですが、気候条件などによって発電量は大きく左右されてしまいその不安定さが問題視されています。そこで、発電量の調整力として畜電力に力を入れようというものです。「浜松市にサーラ浜松蓄電所」を設置しサーラエナジー株式会社による太陽光発電と日本ガイシ株式会社によるNAS🄬電池を組み合わせ、浜松市が掲げる「太陽光発電導入量日本一」のサポートを目指しています。これは再生可能エネルギーの弱点を補うことができ、地域全体として電気系統の効率化・安定化に貢献することが可能となり大幅なCO2削減となることが期待されています。
まとめ
今回紹介した「サステナビリティ」を意識した3つの取り組みは、どれも多くの最先端の技術を組み合わせることで実現するものです。これは様々な事業を持つサーラコーポレーションならではの取り組みと言えるでしょう。このように地球環境を意識した革新的な取り組みは私たちの未来を救ってくれるでしょう。今後もサーラコーポレーションの取り組みには目が離せません。
レポーター:名城大学3年 岡凌央